国際幼児教育学会第42回大会

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プログラム

シンポジウム

日付:2021年09月25日(土)日本時間
テーマ:世界の幼児教育のニューノーマル
司会:加藤 望(愛知みずほ短期大学)
中国語通訳:権 赫虹(広島大学大学院)

08:30~08:50
開会式
09:00~10:00
日本のニューノーマル保育実践
10:15~11:15
米国のニューノーマル保育実践
11:30~12:00
総括
12:00~13:00
昼休み
13:00~14:00
韓国のニューノーマル保育実践
14:15~15:15
中国のニューノーマル保育実践
15:30~16:30
タイのニューノーマル保育実践
16:45~17:15
総括

使用言語:日本語(中国語の逐次通訳あり)
配布資料:日本語・中国語訳・英訳の発表資料

2021年09月25日(土)09:00~10:00 日本のニューノーマル保育実践

実践者:栗原 啓祥(認定こども園清心幼稚園)
研究者:境 愛一郎(共立女子大学)

1895年に創立した清心幼稚園は、科学と芸術がせめぎ合う探究活動、地域や専門家との共生的な連携、既存の枠組みに囚われない年中行事といった独自の保育を構築してきた。此度のコロナ禍は、そうした同園が大切にしてきた種々の対話や関係性を断つと同時に、自由に編み直す契機となった。たとえば、これまでの保育では、子どもが直接参加し触れられる活動が良しとされていたが、コロナ禍を経て、あえて距離感を楽しむという発想が生まれつつある。当日は、清心幼稚園の取り組みをきっかけに、新たな保育の可能性を参加者とともに探りたい。

写真:栗原 啓祥
栗原 啓祥
青山学院大学大学院教育人間科学研究科にて教育学の修士号を取得。現在は1985年に創立された前橋市の認定こども園清心幼稚園の副園長。子どもが根源的な思いや想像力を発揮し、様々なアプローチや関わりを通して文化を創出する、対話的実践の場を探求している。
写真:境 愛一郎
境 愛一郎
広島大学大学院教育学研究科にて博士号(教育学)を取得、現在、共立女子大学専任講師。保育学における「境の場所」の探求をテーマに、二元論的な観方や従来の領域区分を超えた保育・幼児教育の実像を描出することに惹かれている。これまで主な研究対象は保育施設のテラス、通園バス、保育者以外の専門家など。主著に『保育環境における「境の場所」』(ナカニシヤ出版)。

2021年09月25日(土)10:15~11:15 米国のニューノーマル保育実践

研究者:斎藤 法子(California State University)
研究者:八谷 美幸(Pierce College, California)

パンデミック(Covid 19)の影響で、2020年3月からカリフォルニア州のすべての公立学校が閉鎖され、1年が経過した。 2021年4月には、多くの学校がインターネットを利用した遠隔教育を開始し、一部の学校ではハイブリッド学習システム(対面と遠隔教育が半々)が開始された。2021年9月には、すべての学校が開校した。
幼児教育者である私たちは、幼い子どもたちが五感を使って学ぶことを知っている。触る、嗅ぐ、聞く、味わう、お互いを見る、他の子どもたちがしていることをモデルにするなどである。遊びは、学びの中心である。こうした幼児教育の実践は、遠隔教育では具現化することのできない要素であり、学びは、社会的な営みである。
私たちは、議論の中でいくつかの重要な要素を疑う必要がある。パンデミックによる「As New Normal」は、幼児の認知的発達や社会的情緒の発達に影響を与えるのだろうか? 以下は、より踏み込んだ問いである。

  1. Covid 19の影響は、一時的または永続的なダメージを与えるのか?
  2. Covid 19による影響の度合いは、社会的・経済階級によって異なるのか?
  3. 特別なニーズのある子どもたちへのCovid 19の影響は? 一般的に言って、特別支援教育において、最も効果的な戦略の一つは、構造化された日常生活ですか?
  4. パンデミックの間、殆どの私立学校は開校しているのに、なぜ公立学校は閉鎖されているのか?
  5. 教師の組合は年々変化しており、その政治的動機は子どものための教育と学習に焦点を当てるよりも、むしろ強化されている。

当日は、幼児の認知的・社会的・感情的な発達のための問題点と実行可能な解決策について述べる。(斎藤)

Los Angeles Pierce College Child Development Centerの子どもたちのNew Normalとは?
カリフォルニア州、全学区、childcare centersやmulti-site centerは、2020年3月、COVID-19により閉鎖された。私立学校の中には、閉鎖が解除された後、州やCDC(Center of Disease Control)、地域のライセンス機関から出された安全性や健康に関するガイドラインに基づいて、制限付きで開校できたところもあったが、1年経っても閉鎖のままのところも少なくない。
2020年4月、Distant Learningに切り替えたときには、次のような多くの疑問や不安があった。子どもたち、家族、そして教師たちは、新しい日常(new normal)のために何ができるのかについて、僅か1週間で考えた。子どもたちのレベルだけでなく、保護者の75%がL.A. Pierce Collegeの学生であることから、保護者にも課題があることは分かっていた。
子どもたち(2歳~5歳)の発達段階に合わせて、遠隔学習(Zoom)の環境をどのように整えていくか。どのように提供していくか。どのようにすれば、遠隔学習中の子どもたちに対して、新しい日常(new normal)をつくり出すことができるか。新しいテクノロジーのニーズ、基本的なニーズ(食料、住居)、身体的・精神的な健康ニーズなどをどのようにサポートするか。現場での不公平感、教育法の変化、文化的対応、テクノロジー、健康と安全、未知の恐怖と不安など、様々な課題にどう対応していけばいいのか。2020年が幼児教育に与えた影響と、2021年、2022年に期待できることは、私たちLos Angeles Pierce College Child Development Center.にとって、大きな疑問と未知の課題である。
当日のプレゼンテーションでは、COVID-19の中で、どのように保護者とコミュニケーションをとったか、どのように家族と技術的なつながりを築いたか、どのように個人やグループのニーズを満たしたか、どのように子どもたちの生活に一貫性を持たせたか、遠隔学習(Zoom)クラスを1次元から3次元にするためにどのようにプレゼンテーションを行ったか、どのようにしてLearning Material Packetを送ったか、などについて説明する。
州のプログラムで定められているように、すべての教師は、24人の子どもたちのために週3~4日の小さなZoomクラスをたくさん作ること、子どもたちと実習生のために週1回の学校全体のZoomクラスを作ること、毎週ビデオを作って家族に送ること、専門的な研修(ウェビナーやZoomワークショップ)に参加すること、家庭での1日のスケジュールやDAPアクティビティのサンプルやリンクを毎日保護者に送ること、保護者にできるだけ多くのリソースを提供すること、「Learning Genie」というアプリを使って保護者とコミュニケーションをとること、学年内に2回の保護者・教師会議を行うことなどが求められている。私たちは、Pierce College Campus Child Development Centerのラボ・スクールであるため、他にもいくつかの義務がある。Child Development and Education Departmentから4~6名の実習生を迎え、子どもの発達コースのZoomクラスを学期中に実施した。
小規模のZoomクラスが13回、学校全体のZoomクラスが1回、子供一人一人のZoomクラスが3回、一週間を通して行われた。一人の子どもが参加することを選択した場合、一週間に7つのZoomクラスに参加することができる。小規模のZoomクラスは通常30分で、45分を超えることはない。学校全体のZoomは、各セッション15分から30分です。個人のズームクラスは、各セッション15~20分である。2歳児のズームクラスは15分である。
私たちはこの経験を通して学んだ。保護者のサポートを受けながらズームクラスで行ったことに、回復力、柔軟性、興味を示す子どもたちがいる。保護者がログインをサポートできないために参加できなかったり、ズームクラスが自分の子どもには合わないと思っている人もいた。24人の子どものうち20人は、一週間を通して少人数のZoomクラスにほぼ一貫して参加していた。教師たちからのコメントをご紹介する。「特定の子供たちとの特別なつながりを感じています」「物理的な環境にいる子どもたちとの特別で物理的なつながりを失いました」「子どもたちの家庭環境を見て、彼らがどんな人なのかをより深く理解することができます」。
懸念事項と課題。社会性・情緒性の発達、社会的な合図に気づかない、トラウマ・メンタルヘルス、遊びの制限、注意力、批判的思考能力、問題解決能力、言語発達、教師のメンタルヘルス、その他、おそらくいくつか考えられる。
これが今の私たちの状況である。私たちLos Angeles Pierce collegeは、2021年6月8日に終了する春学期の期間、遠隔学習(Zoom)クラスを継続する。私たちは、2021年8月30日に予定されている2021年秋に、物理的な環境を再開することを計画している。このような未曾有の時代には、新たな課題やニーズが出てくるはずである。 (八谷)

写真:斎藤 法子
斎藤 法子
カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校名誉教授
博士号の専攻:教育心理学 副専攻:幼児教育専門のカリキュラム指導(共に南カリフォルニア大学(USC))
研究分野:認知発達、特にピアジェ理論を中心とし、0〜8歳の幼児の知的および社会的情緒発達、その応用など。 現在、米国ジャン・ピアジェ協会会員、日本ジャン・ピアジェ協会理事。また、NAEYC(全米幼児教育協会)の終身会員。
写真:八谷 美幸
八谷 美幸
パシフィックオークス大学で人間発達研究(幼児教育)の修士号を取得後、25年間、保育士、幼児教育に係る。2〜6歳の子とその家族の保育士の資格を持つ。現在ロサンゼルスピアス大学幼児教育部准教授。幼児教育実践や多文化教育を教えている。

2021年09月25日(土)11:30~12:00 総括

野口 隆子(東京家政大学)

写真:野口 隆子
野口 隆子
東京家政大学子ども学部准教授。立教大学文学部心理学科卒業。立教大学大学院、お茶の水女子大学大学院を経て白梅学園大学大学院子ども学研究科博士課程修了。博士(子ども学)。
専門分野は発達心理学、保育学。主な研究分野は子どもの言語発達、仲間関係、保育者の専門的発達、保育の質等に関する研究を行っている。

2021年09月25日(土)13:00~14:00 韓国のニューノーマル保育実践

研究者:李 妍承(慶星大学校)
研究者:森 貞美(聖徳大学)
研究者:李 侑晉(慶星大学校幼児教育科博士課程)

本発表の目的は、コーディングロボットを活用したソフトウェア教育プログラムが、幼児のコンピューティング思考力と遊びに及ぼす影響を確かめることである。本研究では、韓国釜山市にある2つの幼児教育機関の4~5歳幼児50人を対象に調査を実施した。それにより、コーディングロボットを活用したソフトウェア教育プログラムは、幼児のコンピューティング思考力(問題分解、パターン認識、アルゴリズム、縮約化、デバッグ)と遊び(社会的相互性、認知の柔軟性、楽しみの表現、ユーモアの工夫、主導的没入)を促進させることが明らかになった。これらの研究結果から、幼児教育現場において、幼児が主体的に興味を持って参加できるコーディングロボットを活用したソフトウェア教育プログラムの開発が必要であるという示唆が得られた。

写真:李 妍承(イ・ヨンスン)
李 妍承(イ・ヨンスン)
慶星大学教養学部幼児教育学科教授。構成主義幼児教育学会会長。幼児教育とロボット研究所所長。梨花女子大学校の学士、修士、博士課程において幼児教育を専攻。韓国幼児教育学会会長を歴任した。教育科学技術部の初等学校就学年齢及び幼児教育体制改編委員会、初等教育・幼児教育課程改編及び教員養成委員会委員を務め、「2007幼稚園教育課程」の言語生活領域、「3-5歳年齢別ヌリ課程」教師用指導書「私と家族」の執筆責任者として参加し、韓国の国家幼児教育課程の開発に力を注いだ。主な著書は、『乳幼児教育課程』、『父母教育』、『予備父母教育』、『幼児教育機関の運営管理』、『一歩先に理解するロボットとR-ラーニング』、『デジタルネイティブが生まれる』がある。主な研究分野は、構成主義、幼児・遊び中心の教育課程、STEAM教育、Maker教育、ロボット基盤教育、コーディングロボットである。
写真:森 貞美
森 貞美
聖徳大学児童学部准教授。国際幼児教育学会副会長。韓国ソウル大学校師範大学卒業。筑波大学大学院教育学研究科博士課程単位取得満期退学。教育学修士。主な研究分野は教育経営学、教師教育学、比較教育学。教員養成、校長のリーダーシップ、保育者養成、幼稚園評価、幼児期の伝統文化教育、多文化教育等に関する研究を行っている。
写真:李侑晉
李 侑晉(イ・ユジン)
慶星大学校幼児教育科博士課程。

2021年09月25日(土)14:15~15:15 中国のニューノーマル保育実践

実践者:欧 賽萍(海韻幼稚園)
研究者:周 念麗(華東師範大学)

「活教育」の理念を持つ海韻幼稚園では、これまで子どもの生きる教育を重視してきました。コロナ禍の現在、この能力には「自救能力」の育成が重ねられています。生きる教育の「3H」(Head, Heart, Hand)を通じて、海韻幼稚園ではさまざまな探究活動に取り組んでいます。理念と知識にもとづき、生きていく中でコロナ禍を含む予測不能な出来事に遭遇することを子どもたちに理解させ、感情と意志のもと、忍耐力でこれらによるマイナスの影響に抵抗することができるように。そして、実際の生活において、予測できない出来事を対処し、解決するための様々な戦略と方法を探ることができるでしょう。詳しい内容は大会当日に深く検討します。

写真:欧 賽萍
欧 賽萍
元中学校の高級教師であり、現在は浙江省寧波市象山海韻幼児園の園長を務めている。浙江省春蚕賞受賞者、浙江省優秀監督学、寧波市名園長、甬派教育管理名人育成対象、象山県十大優秀教師である。多くの研究プロジェクトを担当し、県・市で受賞している。著書2部を出版した。
写真:周 念麗
周 念麗
華東師範大学教授。1995年に日本お茶の水女子大学の学士学位を、1998年に日本東京大学修士学位を獲得した。2003年に華東師範大学において「自閉症児の社会認知発達」研究テーマで理学博士号を取得。国際幼児教育学会海外副会長、中国就学前教育研究学会健康委員会理事、上海社会心理学会理事、上海市教育委員会情報センター特任教授。研究領域:乳幼児発達測定、0-3歳児の多元知能発達の測定と促進、スペシャル乳幼児の発達に特別支援プログラムを作成する。

2021年09月25日(土)15:30~16:30 タイのニューノーマル保育実践

実践者:アルーンシリ チャンタソン助教授(スワンドウシット大学)
実践者:山本 一晴(Associe International Kindergarten Bangkok 35)
研究者:福井 逸子(神戸親和女子大学)

タイでは、2020 年 3 月 26 日付のタイ国全土を対象とした非常事態宣言が、現在も適用されています。新型コロナウイルス感染対策に関わる決定事項は、官報として、既に 20 号が公示され、教育施設の一時閉鎖措置は、3 回に至っています。その都度、全教育機関で、タイ教育省の指示により遠隔授業が実施されてきました。このようなタイ政府の方針に翻弄され、対処してきた教育現場の現状について、タイの国立幼稚園及び私立幼稚園の運営に関わる立場から報告します。タイの幼児教育カリキュラムは、教科型学習が主であることから、オンライン/オンサイト教育の切り替えが比較的容易です。本シンポジウムは、今後のコロナとの共存を見据えた取り組みについて考え合う機会にできればと思います。

写真:アルーンシリ チャンタソン
アルーンシリ チャンタソン助教授
幼児教育学の学士及び修士修了。タイバンコクのラオーン・デモンストレーション・スクールで教諭、主任教諭、そして園長として40年以上の豊富な経験を持つ。現在はタイ屈指の教員養成校であるスワンドゥシット大学で学長補佐として就学前教育及び初等教育のカリキュラム開発を担当している。
写真:山本 一晴
山本 一晴:統括部長
Associe International Kindergarten Bangkok 35
2006年聖和大学教育学部幼児教育学科卒業、2009年大阪外国語大学大学院言語社会研究科修士課程修了、2013年大阪大学大学院人間科学研究科博士課程修了、博士(人間科学)2014年ー2019年マヒドン大学アジア言語文化研究所言語異文化コミュニケーション専攻専任講師 2020年Associe International Kindergarten Bangkok 35、Yurikago Nursery 39の統括部長に就任し、2021年Associe International (Thailand) Co.,Ltd.の専務取締役を兼任。保育者のグローバル人材育成、施設運営上の法務・総務・労務リスクマネジメントに関心がある。
写真:福井 逸子
福井 逸子
日本の幼稚園で13年間、幼稚園教諭として勤めた後、6年間、幼稚園教育を専門とする大学院で研鑽を積んだ。大学院の修士課程では、タイ北部の山岳民族の子どもに関する研究を2年間行った(2000年~2002年)それ以降、タイ王国との文化、研究に関する交流を続けている。現在は、日本の大学で幼稚園、保育所の先生を目指す学生の育成を行っている。主な学問的関心領域は、保育方法論

2021年09月25日(土)16:45~17:15 総括

門松 愛(名古屋女子大学)

写真:門松 愛
門松 愛
名古屋女子大学文学部児童教育学科講師。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程研究指導認定退学。教育学博士。専門は、比較教育学。バングラデシュの保育・就学前教育について研究をおこなってきた。近年は、主にバングラデシュやベトナムなどアジア諸国を中心とした保育政策や保育内容、保育者養成課程の比較研究に着手している。

ワークショップ

日付:2021年09月26日(日)日本時間

09:00~11:00
絵本(絵本部会企画)
12:00~14:00
アート保育
14:30~16:30
演劇・表現

09:00~11:00 絵本(絵本部会企画) 「グローバリズムを育む絵本」

絵本の楽しさ奥深さを味わいながら、明日すぐに使える絵本もご紹介する企画です。みなさまふるってご来場ください。
近年様々な表現可能性を追求し多様化する絵本は、実は「世界の安寧」に向かって収斂しています。絵本部会は、絵本で多文化共生することを願った創設の思いを「絵本部会通信」(HP掲載)やワークショップなどに結実してきました。世界の絵本と安寧を共に考える仲間大歓迎。絵本部会にようこそ!

写真:松本 由美
松本 由美
玉川大学教育学部教育学科准教授。国際幼児教育学会、小学校英語教育学会、絵本学会所属。
国立青少年教育振興機構絵本専門士。小学校教員養成課程における外国語指導法の指導、また、小学校における教員のための英語研修の講師として教員研修に従事しながら、英語絵本の読み聞かせを取り入れた、幼稚園・小学校での英語教育プログラムの構築と、そこに使用する英語絵本のリスト作成(共同研究)に取り組んでいる。
写真:宮地 敏子
宮地 敏子
児童文学者。国際幼児教育学会理事。絵本部会会長。海外子女教育振興財団「幼児コース」監修。東京大学大学院社会教育専攻修士。NY補習授業校教諭、洗足学園短期大学幼児教育科教授、デリー大学講師を経て、目白大学、大妻女子大学で「絵本」の講座を担当。著書に『サムライハット、ニューヨークを行く』『絵本・児童文学における老人像』絵本『はなともだち』『ぞうのマハギリ』など。
写真:山岡 テイ
山岡 テイ
情報教育研究所所長 文学博士(心理学)日本や海外における育児教育や子育て支援環境の現場で広くフィールドワークを行い、多文化共生の視点から、同時に国際比較調査を続けている。立正大学・大学院講師(心理学)。絵本部会副部会長。主著『多文化子育て』学研、『地域コミュニティと育児支援のあり方』ミネルヴァ書房ほか。調査研究の一部は「多文化子育てネットワーク」に公開している。http://www.tabunkakosodate.net
写真:山田 千明
山田 千明
共栄大学教育学部教授。山梨県立大学名誉教授。国際幼児教育学会絵本部会副部会長。筑波大学大学院修士課程教育研究科修了、同大学院博士課程教育学研究科単位取得満期退学。現在は共生のための幼児教育・保育研究に従事。特に、多様なバックグランドや経験をもつ幼児が、関わり合い、より豊かな新しい文化を創造できるよう援助できる保育者養成などが研究テーマ。

12:00~14:00 アート保育 アートとすごす子どもたち

「アート」って何?「アート」は生活の中から生まれるのです。生活の中にある〇△□ お皿のカタチ、机のカタチ、椅子のカタチ。我々が生活する世界は、「色、カタチ、素材」で出来上がっています。生活の中で「色、カタチ、素材」を意識して遊ばせることで、美しいと感じる心を育て、色やカタチを並べるバランスを学んでいきます。ワークショップの中で、周囲にあるものを準備して参加してもらい、色やカタチ素材に変化を加え、意識して並べることで美しい空間や画面を作り出すことを伝えたいと思います。日々の生活に「アート」意識する保育をしてみませんか?

写真:岡本 礼子
岡本 礼子
アトリエREIレイこども舎代表。武蔵野美術大学卒 二科会同人2011特選 国際平和美術賞展2013〜 蒼いバラ、宮島三女神をテーマに油絵を描く。画家、アートリーダー保育士。「REIレイ式アート保育」アートと保育を生活の中から繋げる活動、広島に、「こども平和美術館」作りたいと考えている。「アートで子育て、アートでまちづくり」の活動をしている。
写真:岡本 千春
岡本 千春
広島県五日市市在住。現在 アート保育を実践している「アトリエREIレイこども舎」に勤務 アートリーダー 保育士。ピースボート地球一周の旅「子どもの家」担任保育士、ピースボート日韓クルーズ PEACE&GREEN BOAT 2016 子どもアクティビティスタッフとして活動。高知を拠点に、舞台芸術を使って和紙の魅力を再発見すること、地域における舞台芸術の可能性を広げていくことを目標に活動している。和紙プロジェクトには、2016年からスタッフとして活動する。和紙の活動。
写真:岩手 萌子
岩手 萌子
広島県在住。廿日市市認可保育園「アトリエREIレイこども舎」管理栄養士 表現リーダー。保育園においてプロダンサーの技術を活かし、表現リーダーとして、0歳児〜5歳児までの身体表現の担当を行っている。自身の作品や、音楽家との即興セッションなど舞台多数。振付家、近藤良平氏や平原慎太郎氏の作品に出演。ダンスのアトリエ「もえこさんdance」主宰。
写真:津島 ひかる
津島 ひかる
広島県廿日市市在住。認可保育園「アトリエREIレイこども舎」勤務 保育士 アート保育を実践している。演劇を通して、表現活動を行う。出演歴:なかむらふさえ創作ワークショップ2019発表会「ラ・ヴィータ」なかむらふさえ創作ワークショップ2020「あたらしい憲法のはなし」

14:30~16:30 演劇・表現 即興は楽しい!幼児教育におけるインプロ(即興演劇)のすすめ

インプロとは、脚本や設定や役など何も決まっていない中で、その場で出てきたアイディアを皆で受け入れ合い、ふくらませながら、物語をつくって演じていく即興演劇のことです。今回のワークショップでは、日英中の言語の壁を越えて、オンラインでできるインプロゲームを楽しみながら、参加者同士が知り合い、お話づくりや即興の演劇にチャレンジしていきます。また、保育の中で子どもたちと遊べる内容もご紹介してきますので、ぜひ、お気軽にご参加ください。
(ZoomのカメラとマイクをONにして、おしゃべりができる環境から参加してください)

写真:直井 玲子
直井 玲子
青山学院女子短期大学、共立女子大学非常勤講師。東京学芸大学研究員。保育士、演劇ワークショップファシリテーターを経て、2013年東京学芸大学大学院表現教育コース修了。専門は、演劇教育/インプロ(即興演劇)/応用演劇。現在は、女性が活躍できるインプロの上演形式である「The Bechdel Test」の実践研究に取り組んでいる。
写真:下村 理愛
下村 理愛(しもむら りな)
IMPRO KIDS TOKYO代表理事/株式会社フィアレスCCO
筑波大学・筑波大学大学院教育研究科卒業。東京学芸大学高尾隆ゼミにてインプロを学びながら、カナダやアメリカへの留学など精力的に行う。卒業後は株式会社LITALICOにて約4年間、発達障害のあるお子さんのべ3000人のレッスン・親御様向けレッスン、個人で就労支援事業所にて障害のある方に向けてコミュニケーション研修も行う。
写真:一永 紗良
一永 紗良(いちなが さら)
早稲田大学卒。在学中に始めた英語劇をきっかけに演技を本格的に興味を持ち、メソッド演技を学び始め、俳優活動をスタート。その後インプロと出会い、“失敗しても爆笑出来る自分で英語を学ぶ”をコンセプトに「英語インプロ」を考案。舞台・映像作品・インプロショーなどジャンルを越えて出演する傍ら、インプロアカデミー講師として活動中。ゲイリーシュバルツのクラス通訳やパティ・スタイルズの演出のもとゴリラシアターに出演する等、活動の幅を広げている。

研究発表

研究発表:2021年9月25日(土)~10月8日(金)

発表論文集

下記のPDFリンクよりプログラム(「発表論文集」)をダウンロードしてください。
発表や質疑の形式は改めて通知いたします。
(中国語部会の研究発表につきましては、後日お知らせいたします。)

発表論文集

発表題目一覧

国際幼児教育学会第42回大会では、日本語部会33件、英語部会14件の計47件の研究発表の申し込みをいただきました。
下記のPDFリンクよりプログラム(「発表題目一覧」)をダウンロードしてください。
発表や質疑の形式は改めて通知いたします。

発表題目一覧

中国語部会は、58件の研究発表の申し込みをいただきました。
下記のPDFリンクよりプログラム(発表題目一覧(中国))をダウンロードしてください。

発表題目一覧(中国)

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